さらに、さらに、簡単になったてづくり納豆をご紹介!
投稿/2015/9
「やっぱり、お湯の取り換えが面倒だわ・・・。」 という声を聞いて、
取り換えなしで、より簡単に美味しく仕上がる方法はないものだろうか???
そこで、マナカ応援隊のフミさん(89歳)から、納豆づくり50年の業をご伝授いただきました。
🍁🍏🍁 準備するもの 🍁🍏🍁
➊ 大豆・・・・・2カップ
➋ 市販の納豆・・・大スプーン1杯(1パックの半分)
➌ 発砲スチロール・・・内側=横25cm/たて17cm/高さ20cm
➍ 容器・・・牛乳の空き箱
使い勝手良く、使い捨てられるから便利
⑤ 綿の布袋・・・大豆を茹でる際に使います。
大豆が圧力鍋で踊りぶつかって崩れ
ないようにしてくれます。
(※我が家はガーゼハンカチ2枚をザックリ縫い合わせ麻紐を通しました。面倒な方は必要ありません)
➏ 新聞紙・・・3枚ほど
➐ 上げ底できるもの
・・・発砲スチロール内で上げ底したいので、
熱湯をかけても変形&割れないもの
(※我が家はプラスチック(ダシの元の容器2つを使っています)
➑ 毛布・・・2~3枚
⑨ 段ボール/小・・・発砲スチロール内の温度をできるだけ保つため、冬場は床やテーブルに直接置かない方法ですが、別に無くても問題ありません。
※ ⑤と⑨は無くても大丈夫です。
🍁🍏🍁 🍁🍏🍁 つくり方 🍁🍏🍁 🍁🍏🍁
1- 大豆を水に浸す
① 大豆2カップを洗って、ボールの水に浸します。※埃よけと灰汁取りのためにキッチンペーパーを1枚載せておきましょう。
※半日~1日浸します。(半日以上なら2日でもOK)
※水は取り換えなくて大丈夫!
② 軽く洗ってからザルで水切り
❢何も考えず、洗って水に浸してください。
うっかり!しちゃって、1日以上たっちゃっても大丈夫です。
2- 大豆を茹でる
① まず圧力鍋に水だけを入れ、沸騰させます。
※このとき、大豆はまだ入れないでください。
※水の量は、軽く大豆がかぶる位が目安です。
※沸騰するまでの間、水切りをすればOK!
② 沸騰したら、大豆を綿の布袋に入れて口を締め、圧力鍋へ。
※無い方はそのままお入れください。
火傷に注意!
③ フタをして「シュー」と鳴りはじめたら、
極弱火で30分。※よい大豆の匂いがしてきます。 我が家では 「シュー」という音をしっかり聞いてから、30分キッカリでいつも丁度良い固さになってます。
※沸騰させてから大豆を入れると、大豆独特の苦みが無くなって、甘味が増します。
※綿の袋に入れることで、沸騰の際、豆が踊って鍋にぶつかることで起こる型崩れを更に防いでくれ、一粒一粒、綺麗で艶やかなプリッとした仕上がりになります。
でも、綿の袋に入れないからといって全て型崩れが起きるわけではなく、十分に仕上がりますから無くても大丈夫です。
④ 茹であがった大豆をザルにあげて冷ます。
※完全に冷ますのではなく、大豆が均一に人肌より冷めた状態にする (手で温度を確認しましょう)
⑤ 冷める間、熱湯を準備する。
量は発砲スチロールの大きさにもよります。今回の場合は、1リットルくらいが目安です。
グラグラに沸かしてOKです。熱湯でも納豆菌は新聞紙に包むので直接熱くなりすぎず死にません。
3- 混ぜ合わせる
※空気の通りを良くする為、
スプーンで真ん中を少しくぼませる。
なんとなく、で大丈夫です。
⇩ ➡
※大豆全体が人肌よりも冷めていることを確認してから
① 市販の納豆を、全体に行き渡るよう混ぜますが、糸を引かないよう気を付けながら、ゆっくりザックリ混ぜましょう。決して混ぜすぎないように!
※スプーン大1杯でおおよそパック半分です。
② 牛乳パックに入れる。
※牛乳パックは側面の一片を切り落とします。
※大豆2合の場合、パック2つで丁度良いと思います。
③ 新聞紙1枚を4回ほど折って、パックをくるみ、輪ゴムでとめる。
※発砲スチロール内の蒸気を新聞紙が上手く取ってくれ、大豆に水滴がかからないようにしてくれる。
4- 発 酵
① 発砲スチロール内に直接、熱湯を注ぎ入れます。
※今回の発砲スチロールの場合、おおよそ8cmくらいの高さまで。
※上げ底したプラスティクの容器内にも安定の為、半分くらいまで注ぎ入れています。
※上げ底は、直接、牛乳パックが浸からないようにする為ですので、各自工夫をしてみてください。
② 新聞紙を包んだ大豆を横に並べます。
※くれぐれも熱湯に当たらないよう注意してください。
※この大きさの箱と牛乳パックで丁度キッチリ入ります。
③ 箱のフタをします。
④ 毛布で全体を包みます。
※段ボールの上に発砲スチロールを置きます。
※発砲スチロールの上には、我が家では湯たんぽを乗せます。(更に温度を保つためですが無くても大丈夫です。 熱湯が少し余るのでそれを湯たんぽに入れています。
※ 毛布は厚手の方がより保温性が高まります。
我が家ではベビー用の毛布を3枚使用しています。
出来上がり
⇩2~3度、かき混ぜただけで、この粘り!
※その日から美味しく食べられますよ!
⑤ 半日(12時間)、お湯も取り換えず、そのままにしていれば強力な粘りのある、ふっくら甘味の強い、美味しい納豆が出来上がります。
※何十回も混ぜなくても、アワがぷくぷくと出てきます。
※ 道具さえ揃えれば、本当に簡単に放っておいて?も、美味しく出来上がりますよ。
是非、お試しください!
※ 心配な方は、少量の大豆で試してみてください。
私の場合、初回は大豆の茹で具合が固く、2回目で大成功してからこれまで失敗はありません。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150617.html
骨粗しょう症予防に納豆は絶大なる効果がある!と、放送してました。
◆生まれてすぐの赤ちゃんは、ビタミンK が極端に不足しているので、産まれて24時間以内に必ず、ビタミンK のシロップを与えることになっているらしい。それは、お産をしやすくするためなのだとか。
◆ビタミンK には、骨を硬くする作用があります。
赤ちゃんは狭い産道を形を変えて出てくる必要があるため、ビタミンK不足よって骨をやわらかくし、出てきやすくしているんだそうです。
このように、ビタミンK には骨を硬くする働きがあるので、骨粗しょう症の薬にも使われているとのこと。
◆ 納豆は ビタミンK 含有量が多い!
1パック50gあたりに、300μg 含まれていますが、「骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン」の推奨量は、250~300μg なので、1日1パック分を食せば十分に補えるのです。
◆ さらに、納豆を食べると、納豆菌が腸の中で、ビタミンK を作ってくれる!!!
一石二鳥のうれしい効果ですね。
女性は、閉経後、女性ホルモンの分泌が減ることで骨粗しょう症になりやすと言われていますね。女性ホルモンは骨密度の低下を抑える働きがありますが、閉経後その分泌が減ることで骨密度が急激に減ってしまうのだそうです。
日本国外の生活でも一つまみの納豆菌を持ち出せば世界のどこでも納豆が食べられちゃう☆
大豆のない場所なら、他の豆類で試してみるのもいいかも!
【材料】
■乾燥大豆 ・・・250グラム
■市販の納豆・・・10粒から20粒程度
■保温できる物・・・適温のお湯など(24時間、40℃に保てるもの)
1― 大豆を半日から1日水に浸す
2― 圧力鍋でやわらかく茹でる
目安として、音がなり始めて弱火で
15分くらい(程よいやわらかさ)
☝こちら!がオススメ
*サンパウロでは輸入品納豆を使用するか
または、ブラジル産メーカーならネバネバ感が良いこちらがオススメです
3― 茹であがった大豆の水切りをする
ザルにあけ、完全に水切りできたら、
まだ温かいうちに市販の納豆を混ぜる
*スプーンなどでしっかり混ぜる!
ネバネバがいきわたるように
*なるべく浅く広げるのがコツ!
多くても底から3cmくらいまで
4― 容器に入れてラップし、
ラップにつま楊枝などで穴をあける
*写真の容器で12か所くらい等間隔で
*この時、大豆は納豆菌が呼吸できるよう
大きめの平たいバットに浅めに入れるのが良い
*なければ、いくつかの容器に小分けに入れても大丈夫(写真のように)
*写真では☝2リットルのお湯を2つの容器に分けて入れています
*この方法でだいたい6時間くらいで細い糸が 引き始めます
*気候や保温状態によって変わりますが、
1日~1日半くらいが目安です
③お湯の容器を
6時間(寒い時期)~8時間(暑い時期)
ごと取り替えて、24時間経過させる
*保温袋の保温力が低い場合には保温袋を
さらに発泡スチロールの箱に入れたり、
毛布でぐるぐる巻きにする
*容器内の温度が下がると菌の繁殖力が
弱くなります
また、暑すぎたり、呼吸ができない状態
だと、菌が繁殖しない事があります
6― 約24時間後完成
☜
*冷蔵庫に入れて2、3日以上熟成させて
ください
ふっくら柔らかな食感で、味もまろやか
になってさらに美味しくいただけます
*冷蔵庫で保存すれば2週間くらいは
大丈夫です
*4~5の工程は、納豆菌をちゃんと増やすために各自の工夫やマメさが
重要になってきますが、コツをつかむと意外に簡単です!
とても面倒くさがりやのスタッフ・オバラが2回つくってみました!
どれだけ手抜き出来るか!?を試しながらの挑戦です。
1-大豆を一晩、水につける
2カップ分(米のカップ
1㎏=R$4.60で買いました
やはり手作りはお得ですね
2-圧力鍋でシューと鳴りはじめてから5分。
一度目は7分して柔らかくなり過ぎてしまい、出来上がりを混ぜたらつぶれて団子状態になり美味しくなかった。少し固めが納豆には丁度良いと思う。
★一緒にお湯も沸かし始めると丁度よかった
3-ゆであがった大豆の水を切りながら粗熱を取る。時間は図るのが面倒だったので、水が完全に切れたらOKとした。
4-市販納豆を混ぜる
★トコおすすめのブラジル納豆と日本の輸入品と比べてみたが結果、味も見た目もそん色はなかった。
★混ぜる量は、大さじかるく1杯が適量。
小さじ1杯では、全体に行き渡らずやや粘り不足を感じた。
5-小分けにする
よくよく混ぜた後、平らなタッパ2つに入れた
重なり具合(高さ)は豆3つ分くらい
6-ラップする
つま楊枝で30か所の穴をあけた
6-沸騰したお湯を入れる
ビン2個とタッパ1個
★熱過ぎると菌が死ぬかも?と1回目は慎重になったが、グラグラのお湯を入れても無事繁殖してくれたので、それから、はグラグラを基本として、お湯の熱さは気にしなくなりました
7-保温する
発砲スチロール
内側=横25cm/
たて17cm/高さ20cm
★わりと小さめですが密封性を高める方がいいみたなので程よい大きさです
・・・・・・・・・・・
まず、底にビン2つを寝かせ、
その上に、納豆のタッパを1つのせる
↓
そして、お湯の入ったタッパを置く
菜箸で直接当たらないようにしている
もう1つの納豆のタッパをのせる
★なるべく多くのお湯が入れられるようビンやタッパを探し、キチキチに詰め込むのが成功のカギかも?
↓
薄めの毛布(赤ちゃん用)を2枚巻きつけた
★チャレンジした1度目は6月のとても肌寒い日で、2回目は7月の温かい日でしたが、同じ保温状態で大丈夫でした
8-お湯のお湯の取り換え
午後3時に保温開始
1回目=午後10時
★納豆の上下のタッパを入れ替えてみた
2回目=朝7時
★同じく、上下のタッパを入れ替え
3回目=午後1時
★同じく、上下のタッパを入れ替え
午後3時ごろ(24時間経過)を見てみると ↓
一見、何もなっていないように見えるが、ひと混ぜするだけで ↓
スゴイ粘り!
確かに1回目の取り換え(7時間経過時)にはすでに粘ついていた
★手抜きポイント
➀お湯は「熱過ぎる?」と思うほどの温度でも大丈夫でした。ただ、火傷には要注意 (>_<)
➁お湯の取り換えも、夜中、9時間放っておいてぬるくなっていたけれど、その後、発酵してくれたので、あまり神経質に考えなかった。
➂24時間経過したものは粘りを確認してから、そのまま(ラップをかけた状態)テーブルで冷ましてから、冷蔵庫で保存。1日ほどたってからフタをした。
★食べごろは、1週間後から(個人の好み)。 子どもが言うには「一番、市販の納豆の味わいに近い」とのこと。
十分に熟成させた方が風味が出るので美味しいという人が多い。私的には、大豆の甘味・苦み・ふっくらした食感が味わえるから、早目にいただくのも好き。
★丸一日で10日分(1人一日50g)が出来ちゃう!
出来るときにたくさんつくって、熟成させたものを冷凍保存すればいつでも手軽に食べられちゃう。 実は、手軽だった「てづくり納豆」でしたぁ~❤
「つくってみたよ」
「こんな方法でやってみたら美味くできたよ」
「失敗しちゃった!どうして?」
などの感想やアドバイス、質問など
なんでもお寄せくださいね
お待ちしています